NHNニッカナ

NHNニッカナは、ドアクローザや自動ドアなどの製造販売を行っていた、ダイハツディーゼルNHN株式会社のドアクローザー製品です。ダイハツディーゼルNHN社は、ダイハツディーゼルの子会社で、2009年2月に解散しました。その後、ハシダ技研工業社がドアクローザ、自動ドア事業の移譲を受け生産・販売をしています。1949年に、ダイハツ工業でドアクローザの生産が始まり、1959年に、ダイハツ工業からツバサ工業にドアクローザの生産が移管されました。1963年に株式会社ニッカナが発足し、1984年（昭和59年）に、ツバサ工業がダイハツディーゼル機器に改称。2000年に、ダイハツディーゼル機器とニッカナが合併してダイハツディーゼルNHN（NHNニッカナ）が発足しました。NHNドアクローザーの大半の製品は、現状のドアクローザーの取り付け穴で、他メーカーのドアクローザーに交換ができます。NHNニッカナのドアクローザー事業を引き継いだハシダ技研工業社では、引戸クローザーを展開しています。THUハシダ技研スライドクローザは、バリアフリーに対応したタイプのドアクローザで、ドアクローザ従来の機能はそのままに、新たな機能、多彩なオプションを追加することによって、様々なバリアフリー環境での利用に適応します。NHNニッカナの自動ドア事業も、ハシダ技研工業社に引き継がれ、モーターの出力を0.3アップさせ、お年寄りや身体の不自由な方でも安心して通行できるよう、人の通行に合わせた素早い開閉動作を可能にした、THUオートドア製品を取り扱っています。